出会って知った、薬局の新しいかたち 〜カラハナ薬局〜
出会いは、
5年ほど前になります。
当時、母が治療を受けていた際、私が代わりに薬を受け取りに行った調剤薬局。
そこで対応してくださったのが、大久保さんでした。
薬局というと、処方に沿って薬を渡す“流れの中の一工程”というイメージが私の中にはありましたが、その概念を見事に打ち砕かれました。
当時、母は強めの痛み止めを処方されていたのですが、ある日その内容が変更されていたことに私は特に疑問を持たず、ただ薬を受け取りに行っただけでした。
でも彼は、「きよみさん(母の名前)、納得いってるかな?今までの薬じゃないとダメって雰囲気あったけど、なんで今回変わったんだろうね?」と聞かれました。
そのとき初めて、「患者さんの心境まで想像しながら対応する人がいるんだ」と驚きましたし、
“ただの業務”ではなく、“関係性の中での違和感”に気づける力を持つ人なんだと、強く印象に残りました。
その場で母に連絡を取り、電話でお話してもらったのですが、
その後、彼は病院に連絡を入れ、きちんと状況を伝え、母の希望する処方に戻してくれたのです。
その日の夕方には、無事に母のもとに薬が届きました。
母と二人で「すごいね」「かっこいいね」と盛り上がったのを今でも覚えています。
薬を渡す人、という枠を軽々と越えて、患者と病院の間に入ってくれるその姿に、
「私もこんなふうに仕事に向き合いたい」と心から思ったのを今でも覚えてます。
その後のつながりと訪問
母が亡くなった後、私は挨拶がてら一度その薬局を訪ねました。
そのときも、母のことを新聞で知ってくださっていて、すぐに声をかけてくれました。
それだけで、じんわりと心が温まったのを覚えています。
それからしばらくして、「独立して薬局を開業した」と連絡を頂いたとき、
私は自然と「行ってみたいな」と思っていました。
そして先日、「カラハナ薬局」に直接お邪魔する機会をいただき訪問してきました。

場所は札幌市白石区菊水。CO-BESTから車で20分ほどの距離。
薬局の横には駐車場もあって、アクセスもしやすい立地です。
扉を開けてすぐ、「あれ?カフェに来たかな?」と錯覚するほどの空間が広がっていました。
白と木材を基調としたインテリアに、かっこいいスピーカーから流れる心地よい音楽。
しかも、お茶まで出していただけて、まるで“誰かの家に招かれた”ような温かさがありました。
受付にいらした、嶋倉さんという女性。
笑顔が本当に素敵で、話しやすさも抜群。
以前の薬局でも一緒に働いていたそうで、おふたりの自然なやりとりから信頼関係が感じられました。
カラハナ薬局という居場所
開局してみてどうです?なんて話から
「処方箋あるない関係なく、ただ話をしに来てくれる人がいるんです」
「体調が悪くなった方が、うちで休んでいったこともあって…」なんてお話を聞いて
やっぱりこの場所も“ただの薬局”ではないんだなと思いました。
信頼できる人がいて、安心できる空間があって、自然と人が集まってくる。
まるで“まちの縁側”のような存在です。
さらに驚いたのは、おくすり手帳の種類が豊富であること。
患者さん一人ひとりのライフスタイルや好みに合わせて、選べる楽しさや使いやすさに配慮されているのだそうです。
こうした細やかな気遣いも、彼の“心に寄り添う姿勢”が表れているのだと感じました。

途中、営業の方々が来てお話されていたのですが、その会話がまた面白くて。
彼の知識量に、営業の方ですら「そこまで知られてるんですね、すごいですね…!」と驚かれてました。
一つひとつの仕事を、ここまで理解して、考えて、向き合っている人って、
やっぱり只者じゃないなと再確認しましたね。
そして余談ですが、音楽にもとても詳しい彼。
話の流れで「喜房の華で、なにかイベントをやりましょう!」と盛り上がり、
近いうちに何か楽しいことができそうです。
時期は未定ですが、開催が決まりましたらまたお知らせさせてくださいね。
カラハナという名前に込めたもの
薬局の名前「カラハナ薬局」には、彼らしい想いが込められていました。
“カラハナソウ”という園芸植物の中に、「セイヨウカラハナソウ」というホップ(ビールの原料)として使われる品種があり、
ビール好きな彼の趣味と、北海道でしか育たないという特性がマッチして、この名前になったのだとか。
さりげないけど、想いのあるネーミング。それを聞いたとき、「ああ、やっぱり彼らしいな」と思いました。
ご本人はきっと、「そんな大げさなことじゃないですよ」と笑って言うかもしれません。
でも、私はこういう人が身近にいることを、とても心強く、誇らしく思っています。
これからも、きっとたくさんの人がこの場所で安心し、立ち寄り、語らい、
そしてまた元気に日常へと戻っていくんだろうなと思います。
最後に
私たちCO-BESTは、これからもカラハナ薬局の大久保さんと連携を深め、地域の皆さまの健康と安心を支えるために応援していきます。
院外処方を利用されている方は、ぜひ一度カラハナ薬局に相談してみてください。
薬だけでなく、心に寄り添った丁寧な対応がきっと感じられるはずです。
カラハナ薬局HP ☞ https://pharmroots.jp/?page_id=35
これからも地域に根ざした温かい医療環境づくりに、一緒に歩んでいければと思います。
まとめ
- 出会いは、5年前
- その後のつながりと訪問
- カラハナ薬局という居場所
- カラハナという名前に込めたもの
- 最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
